Company Profile

ものづくりの心

Aircraft_Component

 

機械加工は全てCADで製作。ソフトウェア資産を蓄積

航空機内装品の部品は、設計変更が多いのです、
製作図面には、改訂Revisionと、緊急修正オーダーというものがあり、
仕様、生産手順、作業規約は頻繁に変更されるのです。
何故か?といいますと、同じ製品であっても、航空機メーカー、
あるいは、エアライン会社からの個々の修正オーダーに対応する
ためなのです。

 

当社では、これらの変更要求に対応するため、常に図面の最新版を取得し、
生産現場に指示します。
組立など、職人の手作業に依存せざるをえない工程を除き、CADでの
設計仕様を整え、加工機にそのまま指示を入力できるように仕組みを
整備するとともに、必要に応じて、現場では臨時のミーティングを行い、
現場チームのコミュニケーションを絶やさないように心掛けています。

 

こうしてコンピュータに、製造ノウハウが蓄積され、それらの
ソフトウェア資産によって精度の高い生産を実現しています。

 

 

 

CAD

 

DigitalSignage

 

DigitalSignage DigitalSignage

デジタルサイネージを活用して「見える化」を実現

当社は、デジタルサイネージを導入しています。

航空機の製造には、特殊工程と呼ばれる工程があります。特殊工程に指定されると、一定時間以上の教育を受け、
実施試験に合格し、認定された作業員でなければ、その製造作業を行うことはできません。

接着作業もそのひとつであり、作業室温は、必ず摂氏20度以上の職場環境のが確保され、かつ、資格を持った人間が
規定通りに作業を行ったというエビデンスを記録し、さらに、そのドキュメントを提出しなければならない、
ルールがあります。
(これらの規約は、主に、アメリカ連邦航空局、略称:FAAでまとめられ、日本では、国土交通省航空局が認証しています。)

当社では常にデジタル温度計を使用しその値をリアルタイムでサーバーに24H記録するとともに、接着現場に表示しています。
これによって、認定作業員は、接着作業を行って良いのかいけないのかの判断が見えるわけです。
これだけではありません。
接着作業に必要な手順ルールこれらを常時テロップとして流すことによって、わざわざマニュアルをめくる必要がないようにしています。

 

当社のサイネージは、工場内の時刻管理も行っております。
例えば、始業時刻、休憩時刻を伝えるために、国際空港チャイムを鳴らし、航空産業である意識を持ってもらうようにしています。
どのようなチャイムか、お聞きになりたい方は、下のボタンを押してみてください。

国際航空の出発ロビーのチャイムを再生する

DigitalSignage

 

加工機を駆使した金属への彫刻

lase_sculpture

 

当社の技術者には、航空マニアもいます。
大好きな航空機や航空自衛隊機を、アルミに彫る作業を進めています。
CADを駆使して、0.01ミリ単位に、どう削ると美しく表現できるか?に挑戦しているのです。

世界中の航空機を彫刻できるそのソフトウェア資産を着実に蓄積しています。